HIRSCH ヒルシュ


HIRSCHのベルト 左 HIRSCHのベルト 右

Hirsch (ヒルシュ) : 時計バンドの老舗〜伝統と革新のバランス〜



230年にわたってHirsch家は伝統を絶やすことなくクラフトマンシップを大切に守り続けて 皮製品の製造に携わってきました。
また、一方で、ヒルシュはデザイン、開発、生産、デストリビューションの部門においてISO9001の認証を受けており、 CAD、CAMなど最新技術を駆使し、 素材〜製造過程の最適化もあわせて実現させている、 世界でも数少ない時計バンド製造会社のひとつに数えられています。 伝統に育まれた職人技と先端技術を見事に調和させた製品作りこそが、ヒルシュ社の真髄であるとともに、 きわめて高い評価を得ている所以なのです。
皮革製時計バンドは、カリンシアで製造される製品が名実ともに世界一の品質であるといわれていますが、 その定番商品は常に2000種類以上が確保されており、世界各国の宝飾・時計店などで取り扱われています。

より日本の気候に合った仕立て・・・『半ヘリ返し』の妙。 ヨーロッパで主流の「カットエッジ(切り目+コバ塗り)バンド側面が切りっ放し、 もしくはこれに高周波などで処理したもの」という仕立ては、カバンやバッグなどの仕上げには私も好きで多数愛用していますが、 こと動きが激しく、肌に直接触れる時計ベルトとなると、日本の湿度の高い気候には、柔らかい仕上がりも、 その端正で高度なコバ塗りも形無しである場合が多く、コバの剥がれや割れた部分からの汗や水分の浸潤は、 ベルトの寿命を縮めてしまうことが少なくないようです。

ここにご紹介するヒルシュ製品は、すべてが精密金型を複数使用した「半へり返し」仕立てです。 ヨーロッパテイストを存分に漂わせながら、より日本の気候風土に合った時計ベルトであるといえます。



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