Di-Modell (ディ・モデル): 独創の“ゲルマン思想”が伝統技術を「優美かつ質実剛健」に具現化させる
ドイツ、ディルシェル社が「従来皮革のもつ特性である、汗の処理をどのようにし肌に優しく且つ
風合いの優れた時計ベルトを実現できるか」という課題を、高度な伝統的技術と経験をもとに作成した
より機能的で優美な時計ベルト。
ベルト界のメルセデス・ベンツとも言われ質実剛健な造りと深い風合い・独特な味のある発色・こだわりの数々
・・・まさに“ゲルマン・スピリット”“ゲルマンの粋”が凝縮されている。
ここでご紹介する製品は、そのすべてが厳選された素材に特殊な加工を施し、肌にやさしく、オールシーズンご使用
いただけるように工夫された“Made in Germany”のハンドクラフト製品です。
その多くの製品には、ベルトの裏面に天然ナッパカーフを用い、たくさんの小穴を設けるなどし「AEROライニング」
という創意が込められた製品で、そのベルトは4層にも及ぶ構造となっています。
ドイツ製品らしい確実な深みのある発色のカラーアイテムと、熟練したクラフトマンのキメの細かい仕立て・美しさは
群を抜き、まさに圧巻です。
美錠際までグルリと回りこんだステッチや、遊革をキープする、鮮やかなレッドの「ループ・アンカー」 も
機能性と相まって印象的でユニーク。
より日本の気候に合った仕立て・・・『半ヘリ返し』の妙。 ヨーロッパで主流の「カットエッジ(切り目+コバ塗り)
バンド側面が切りっ放し、 もしくはこれに高周波などで処理したもの」という仕立ては、カバンやバッグなどの仕上げには
私も好きで多数愛用していますが、 こと動きが激しく、肌に直接触れる時計ベルトとなると、日本の湿度の高い気候には、
柔らかい仕上がりも、 その端正で高度なコバ塗りも形無しである場合が多く、コバの剥がれや割れた部分からの汗や水分の浸潤は、
ベルトの寿命を縮めてしまうことが少なくないようです。
BELTZが選りすぐり、ここにご紹介するディ・モデル デラックス製品も、ヒルシュ製品と同じく、すべてが精密金型を複数使用した「半へり返し」仕立てです。
ヨーロッパテイストを存分に漂わせながら、より日本の気候風土に合った時計ベルトであるといえます。
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