時計ベルト・時計バンドのケア・お手入れ - BELTZ - RealReptileWatchBelt


皮革製のベルトを装着や保管の前に、必ず下記の注意事項をお読み下さい。


自然素材としての皮革の特性・個性を良くご理解いただき、日常の簡単なお手入れや注意事項を守ってご使用いただく事により、 快適で優美なレザーアイテムとして所有する方々の豊かな時間を彩ってくれるものと確信すると同時に、 より長くご愛用いただける事を願っております。


気に入ったものをより長く使い続けるためには


その製品の特性をある程度のレベルまでは認識し、日常のケアや注意を怠らないことはとても重要であり、 愛着のあるものへのごく当然な姿勢であると考えます。

特に皮革時計ベルトの場合、交換が簡単であり、ファッションの観点からもTPOやシーンに合わせて 交換されることをお勧めいたします。レザーベルトの目的に合わせた交換は、 皮革先進国の多いヨーロッパの紳士達にとっては、当たり前の「愉しみ」であり「たしなみ」として定着しており、 このことが、とりもなおさず、皮革ベルトの長寿命化にも直結しているのです。



濡らさないで下さい。

BELTZ製品の表革は、皮革本来のナチュラルな風合いを最大限に活かした、 ほどよいヌメリ感と落ち着いたマット(ツヤ消し)な質感が特徴です。
この皮革の仕上げでは、表面にコーティング処理は行っておりません。人工的に光沢を与えず、 あくまで稀少な高級皮革そのものの風合い・「アジ」を追求した仕上げです。 このため、濡れることにより、製品が変色したり、他に色移りしたりすることがあります。
また、濡れたままでの装着は、色落ちや色移り、かぶれなどの原因となる場合がありますので、避けて下さい。
着用後や湿気を帯びた際は、乾いた柔らかい布を軽くあて、汚れや湿気を吸い取るように拭いて下さい。
強く擦ると、さらに色落ちや劣化の原因になりますのでご注意下さい。
また、もしも、衣類の袖口などに色移りした場合は、速やかに洗濯やクリーニングを行って下さい。
クリーニング店に依頼する場合は、色移りした際の状況も伝えて、適切なクリーニングを行って下さい。
手や肌に色落ちがあった場合には、速やかに洗って下さい。

ベルトの裏側(肌に接触する部分の素材)は、固く絞った布で拭くことができますが、 表革に水分が接すると水染み(変色)が発生する場合があります。そのため、裏側についても乾いた布で拭くことをお勧めしますが、 激しく汚してしまった場合の手入れ方法として参考にして下さい。
水分を含ませた布で拭く場合は、表革に染みないよう充分に注意して下さい。

解説:塗装仕上げ剤等で塗装膜を作った場合、薬品により、皮革表面の性質が全く違ってきます。

塗装膜により、革表面の耐水性が良くなるので、手入れがしやすくなる。また、外観はキズなどが隠れて均一になる。 その反面、“革らしさ”は著しく損なわれる。


皮革のコーティングによる利便性の代わりに失うもの・・・
そして、不便さの代わりに得るものは特有の豊かな「アジ」である。

BELTZでは、自然の高級素材、稀少皮革のもつ「アジ」を失うことこそがリスクであると考え、 もの作りを行っております。
素材のもつ潜在能力を最大限に引き出し、新しい価値観をお届けする、私たちBELTZの姿勢として―
素材の特性・個性によるメリット・デメリットを正しくご理解いただいた上でBELTZ製品を楽しんでいただきたい。 皮革製品本来の醍醐味でもある豊かな風合い・「アジ」 をご堪能いただきたい。
そのような考えから、お客様への出来るだけ正確な情報伝達は欠かすことのできない事なのです。





日常のケア・注意
* 装着前に時計と時計ベルト、バックルが確実にきちんと取り付けられている事をご確認下さい。
不完全な状態での装着は、装着中のはずれや紛失、破損の原因ともなりますので、装着される度にご確認ください。
* 皮革ベルトも他の皮革製品(革靴など)と同様に、連日の使用・着用はお勧めできません。
適度なローテーションをもっての着用が長持ちの基本でもあります。
* 時計ベルト(ベルト本体及び付属の美錠やバックル部分)は肌着類と同様に直接肌に接しています。 汗や水分で濡れたまま・汚れたまにしておくと、皮革部分は、カビや表層の破損などで、 また金属部分はサビや腐蝕などで、衣類の袖口に色が移ったり、かぶれの原因となることがありますので、 常に清潔にしてご使用下さい。
* 皮革ベルトは、柔らかい布などで吸い取るように軽く拭いて下さい。
擦るように強く拭くと色が落ちたり、持ち味のツヤが失われたりする場合があります。 また、ひどく濡れてしまった場合などは、風通しの良いところで陰干しをします。 アイロン・ドライヤーや乾燥機などは用いずあくまで直射日光を避けた自然乾燥をさせるようにして下さい。
* 時計ベルトに科学薬品(シンナー等・有機溶媒など)・ガスなどが付着すると、 変形・変色・破損する場合がありますので、絶対に付着させないで下さい。
* 皮革ベルトは過度の負担(曲げ・ねじれ・摩擦)など使用状況により強度が弱くなったり、 劣化を早める場合があります。
* 皮革ベルトは長期間の着用により、部分的に変形しやすい場合があります(折れグセ)。 特に美錠で曲げられる部分及び背部でその程度が大きくなることがあります。 この変形を最小限に留めるには、毎日同じものを連続着用することを避けたり、ツク棒を差し込む小穴の位置を変えたり、 または、美錠着脱によるベルト自体への負担を与えにくいバックルなどのご使用をお勧めします。




かぶれ・アレルギーについて
* 時計ベルトは、多少余裕をもたせ、やや緩めに装着し、通気性をよくしてご使用下さい。
* かぶれやすい体質の方や体調によっては、皮膚に湿疹等の異常が表われる場合があります。
肌への直接の装着を避けるか、ご使用を中止して下さい。
* 使用中・使用後に、万一、皮膚などに異常が生じた場合は、直ちにご使用を中止して専門の医師等にご相談下さい。
* 日常ケアを怠ることによる、汚れ・汗・腐蝕などが、皮膚の異常を引き起こす原因となる場合がありますので、 常に清潔にしてご使用下さい。



保管について

必ず時計本体からベルトをはずして保管して下さい


* 皮革製品の保存時に共通な点ですが、時計ベルトの場合特に、汗などの汚れや水分を取り除きます。 汚れがこびり付きそれが残ったまま放置したり、充分に水分を取り除かず湿ったまま保存した場合、 カビや雑菌が繁殖することがあります。その結果ベルト自体へのシミになったり、ニオイの発生につながり、 革の劣化・硬化・移染の原因となることがあります。皮革自体の風合いや耐久性も損なわれます。

汚れや汗を拭き取るあるいは、陰干しなどで充分に湿気を除いた後、ヨレ、シワがあれば、 軽く形を整えて湿度の低い、光(太陽光・蛍光灯等)の当たらぬ比較的涼しい場所に保管して下さい。

通気性のある和紙などの紙や、柔らかな不織布で余裕をもたせて軽く包むことをお勧めします。
* 防虫剤(樟脳やナフタリンなど)や除湿剤(特に塩化カルシウム系)の入った引出しやたんすなどの場所に放置しないで下さい。 (塩化カルシウムは、時計本体特に機械式腕時計にも悪影響を及ぼしますのでご注意下さい)

解説:塩化カルシウム系除湿剤は、放置したままにすると潮解し、液状になります。 これが気化したり何らかの状態で革に付着すると、たちまち、収縮・硬化し、修復不能の革となってしまいます。 革の除湿にはあくまで自然乾燥がベストですが、やむをえぬ場合は、 潮解の心配はいらないシリカゲル系除湿剤がよいとされています。


* 除湿も程度によります。皮革がカサカサになるほどの過度な除湿は、質感を損ね、劣化を早めることにもなりますので、 月に2回程度のチェックはカビ防止のためにも必要です。
* 除湿剤は使用される製品の説明書きをよく読み、正しくご使用下さい。
* ベルト同士はもちろん、繊維製品や合成樹脂に直接触れないように保管して下さい。 これらのものと重ねたり接触した状態で保管すると、皮革ベルトだけでなく、他の製品が変色や退色することがあります。

解説:皮革製品の保存は、湿度が低く、酸素が無い状態が最も好ましいが、一般的には難しいので、 よく換気をしてやるのが良策です。密閉していると、滞留空気が含んでいる湿気が夜間に気温が下がることで、 革表面に結露して革を濡らしてしまうことがあります。一度、その状態になるとカビが成長しはじめます。 この観点から、ビニール袋などに入れて保管するのは一般的には間違いで、 できるだけ通気性の良いものに入れて保管すべきです。
日本の気候には、通気性の良い乾いた桐の箱やケースなどは、ベストであると考えます。


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